医療業界の現状
昨今の少子高齢化に伴う、医療費の負担増と厚労省主導による医療制度の改革により、 今までの日本の「国民皆保険制度」を今後続けていく事が、非常に危ぶまれています。
また、日本の医療を担ってきた医師の皆様におかれましては、診療報酬の削減や医療事故 に対する処分の厳格化等による、生活基盤の安定性確保や訴訟リスクに対する対応策など、 従来どおりの医療技術の提供を続けていく事が非常に困難な状況を迎えています。 　
さらに、医療の受益者である国民の皆様におかれましても、今後の少子高齢化の加速により 医療費の負担が増加し続け、厚労省の発表による国民医療費は２００４年度に３兆円を突破、 国民所得に対する医療費の負担や一人当たりの医療費自体も年々増加しています。

対 策
こうした中、今までの医療制度を続けていくための一つの方策として、「未病」対策、いわゆる 「予防医療」と言われる、「病気になる前の処置」をいかに効果的におこなうか、という事が 注目されてきています。２００８年４月からは厚労省による施策「特定健診・特定保健指導」が 施行され、それぞれの企業や健康保険組合・地方自治体において、従業員や組合員、市民の 健康をどのように守り向上させていくか、という事が重要になってきます。

医者はいらん会のミッション
「医者はいらん会」は、全国の医師の視点から見た「予防医療」サービスの提供によって、 「特定健診・特定保健指導」はもとより、会員の皆様の健康向上に関する様々なサポートを おこなうことで、世界に誇る「国民皆保険制度」の維持を図り、国民の皆様の健康でよりよい 生活と、医師の皆様の生活基盤の安定を実現させる事を目的として設立されました。

目指すもの
わたしたちは、健康向上・予防医療に関する様々なサービス・サポートを提供する事で、 会員の皆様が日ごろから健康に留意すること、医療・健康に関する「ちしき」をふやすこと、 「からだという資産」の上手な運用をおこなうことを通して、皆様が幸せで健康な生活を送る ことをめざします。